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    [2] 光の街    


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■ コーヒー?紅茶?

 モントリオールからケベック(*「ケベック」は州と都市名の両方を指す)へは、飛行機もあるがVIA鉄道を利用する。電車で3時間、トータルの所要時間では飛行機も似たようなものだろうが、かかる時間が同じなら、私はいつも電車の旅を選ぶ。電車のほうが市街地で発着するから便利だし、ある程度本数もあるから時間に融通がきくし、なにより風景を味わえるのがいい。

 VIA鉄道の発車までまだ時間があった。 しばらく駅の中をぶらつく。パソコンショップがあって、日本製品が強いのを実感。
 ここにはスタバはなかった(笑)。だが、ふと見ると、「Second Cup」という似た感じのカフェが。前夜のファンオフミで隣に座った人が教えてくれたお店だった。

 前夜のオフミで、食後の飲み物はコーヒーにしましょうか、紅茶がいいですか、と聞かれて私が「コーヒー」と答えたら、日本人が上司というその男性はいたく驚いた。 「日本人だったらお茶じゃないのかい!」「ええ?!そりゃあ、日本人は日本のお茶は好きだけど、 コーヒーか紅茶か、ということだったら半々ですよー」(いや男性だったら大半がコーヒー派ではなかろうか)・・・それにしても、いったいどこでそんな間違った情報が・・・ (日本人の上司様、ちゃんと教えてあげてくださいね)。 「私はカフェ・ラテとカフェ・オレが好きなんですよ(これなくしては生きていけない)。スターバックス大好き」と言ったら、 そのご主人が「カナダには他にもおいしいカフェがあるんだよ。」と教えてくれた、そのカフェがセカンド・カップだった。 味はスタバと同じような感じ(量も同様)、ただし全席禁煙ではない。ほっと一息つく。


 出発の時間になり、改札待ちの列に並んでぞろぞろとホームへ。座席は自由席で、もちろん庶民席・・・が、案内された車両は座席がとっても豪華! 「ここは一等クラスでは?!」と不安になったが、間違いなくそこが庶民席だった。新幹線と同じくらいの車幅なのに、座席は計3列しかなく、とてもゆったりしている。 TGVよりユーロスターより新幹線より、豪華じゃないか!! (スピードは知りません)
霧にかすむセント・ローレンス川(ちょっとわかりにくい?)


 モントリオールを出発してすぐセントローレンス川にさしかかると、霧がたちこめて幻想的な風景だった。振り返ると、モントリオールの高層ビルの上方が霞んでいて見えない。モントリオールでは霧は日常的なことなんだろうか。私の街では最近めったにお目にかからない。

 さよなら、モントリオール。ブリュノと初めて会った街。




■ 星の降る街

ケベック市庁舎前のもみの木
 電車は北上し、車窓の風景の雪がだんだん増えてくる。もみの木の森にさしかかったところで、ブリュノの「Mon beau sapin」が浮かんだ(うっとり)。これからはもみの木も私の愛する木になったわね(笑)。

 北上を続けるごとに、積雪の量は目に見えて増えた。ケベックに近づく頃には私の心はかなり冷えていて、「どうしよう・・・モントリオールだけにして帰ればよかったかな」とまで思った。ホテルの部屋でずっと過ごす自分の姿が浮かぶ。
 
  VIA鉄道は無事ケベックに到着し、タクシーに乗った。寒っ・・・。
 タクシーはオールド・ケベックと呼ばれる旧市街へ向かった。すでに暮れかかっていた旧市街に入ると、そこはクリスマス・イリュミネーションの世界・・・!!!なんてなんてきれいなのーーー!!白い雪に光が映えて、とてもロマンチック。神戸のリュミナリエは本当にきれいだけど、ああいう部分的な装飾ではなく、町全体が光にあふれている。
 星の降る街・・・!!!
 
 ありがとう、ブリュノ!あなたのコンサートがなかったら、私はこのシーズンにここに来ることはなかったよ!!・・・と、大変興奮して喜んだ。
 ホテルに着いて、荷ほどきもせず、早々に街を散策。どこを歩いても、わーきれいーーーわーーー!の連続。カメラに収めると、その美しさの万分の一も撮れてなかったのが残念だが、目は充分に堪能。

旧市街のケベック旗(半分しか見えないのが残念)
 その日の晩ご飯をどこで食べようか迷っていたが、「カフェ・ド・ラ・ペ(平和のカフェ)」というガイドブックにも載っているお店にする。ブリュノの「愛と平和」の歌を聞いてきた後だもん、そりゃ当然!(笑) メニューを見たら、「fruits de mer(海の幸の盛り合わせ)」があり、それを頼む。仏語を勉強してると頻繁に出てくるこのメニューを、一度食してみたかった。出てきたお皿が大きくてびっくりしたが、シーフードは殻など余分なところが多いため、かなり食べられた。おいしかった。
 その店で私の応対をしてくれたボーイは、カタコトの日本語を話し、飲み物リストを見せながら、「アカワイン?シロワイン?」などと日本語で聞いてくる(笑)。食べてる途中にも「オイシイ?」。・・・よっぽど日本人客が多いんだろうなあ。

  食後、ホテル横のセント・ローレンス川沿いの散策路(道というより、その名の通りテラスに近い)テラス・デュフランに行くと、雪にイリュミネーションが映えて、とてもきれいでロマンチック。

  泊まったホテルはシャトー・フロントナックというケベックではランドマーク的存在の建物、威風堂々。一番の観光シーズンである紅葉の季節には予約を取るのも大変らしい。だが、12月はオフシーズンなので若干安く(たぶん)、そして予約は余裕しゃくしゃく。 チェックインした時、日本人だと答えたら、渡されたのは館内の日本語案内。きちんと印刷されていて、その時も「日本人観光客の多さ」は感じていた。 だが、ホテルの部屋に帰って、置かれていたルームサービス用朝食メニューを何気なく眺めていて、びっくり!!「和風定食」があるじゃありませんか!(その部分のみ日本語の表記もあり)ご飯に味噌汁、焼き鮭(まあサーモンの本場だが・・・)、そして温泉卵!
 ・・・すっごーーーー・・・・。 私は食べなかったけど、あと1週間ケベックにいてたらお世話になったかも。



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Bruno Pelletier Japan --- White, Light, Holy Night 2