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■ 涙 次はオーケストラの曲(L'Enfant roi)で、指揮者シモンが作曲したものだった。お世辞じゃなく素敵な曲で、曲が終わるとブリュノも「素敵だろう?」と客席に言っていた。おそらく今回のコンサートの曲全体を彼がしてるんだろうと思うけど、作曲(編曲)の能力に優れてる人なんだなあと思った。この曲に限らず、全体のアレンジがとてもいい。 そして「Joyeux Noel(メリー・クリスマス)」。・・・「素敵」としか言いようがないのが口惜しいけど、本当にうっとりとするくらい素敵。特にサビの部分、声が伸びるところ、なんども「Joyeux joyeux...Noel」と歌うところが。 次は「Miserere」。ブリュノのソロアルバムにはいっているイタリア語の歌(ボチェッリも歌ってます)。これもリハーサルで歌ったと書かれていたので歌うことはわかっていた。 私は「ノートルダム・ド・パリ」でブリュノの歌声とともに、ブリュノのフランス語にもはまっていたので、初めてこの曲を聞いた時、イタリア語だったのにびっくりして、ひっくり返った(タイトルを見てもそれがイタリア語とわからず、そして歌詞カードはなかった)。ブリュノの生Miserereを聞きながら、そのことが鮮明に蘇って、少し笑ってしまった。最初はフラ語じゃないことに少々不満があったのに、今は当たり前だけど文句なんてないなあ。素敵にしか聞こえないよ。 そんな様々な想い出が蘇り、本当にこの耳でこの声を聞いていることに感激し・・・何度泣いたかわからない。 大きな拍手とともにMiserereは終わり、そしてブリュノは休憩を告げた。「20分きっかりね」。・・・コンサートに休憩があるなんて、思ってなかった。それが普通なのかな? [ページのトップに戻る] |
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Bruno Pelletier Japon --- Bruno, Bleu, Basilique 3