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    [3] ブリュノコンサート 2 


■ 女性歌手 二人

 さてここで、今回のコンサートでの女性歌手2人について少し。

 今回ブリュノのコンサート3回の前座で歌ったのはわずか14歳の女の子、マリー=ピエール・ペロー。ちょっとハスキーボイス、歌唱力抜群で「これで14歳・・・」と思わずにはいられない。ステージにも堂に入ったもので、最後のセティルではスタンディング・オベーションをもらうほど。今でも充分うまいけれど、数年たったら恐ろしいくらいに「化ける」だろうなあと思わせられました。

 もう一人はブリュノの歌になくてはならないキム・リチャードソン。今回のツアー再開まで彼女はしばし休暇中でした。ネットでそのことを知ってはいたのですが、彼女のいないショーを見てなかったせいもあり、私自身はそのことをすっかり忘れてました(というか、私にはキムがいて当然・・・という感覚があったので)。
 しかし、デュエットでキムが出てきた時にブリュノは本当に嬉しそうな顔を見せ、そしてそのブリュノの顔で私は「ああ、そうか、これはキムの復帰コンサートだったんだ!」とわかったのです。なんだか二人の「絆」みたいなものが感じられた瞬間でした。




■ 4月15日 モンマニー

 ケベックシティを少し北上したところ、セント・ローレンス川東岸にある都市モンマニー。ここが今回2回目のコンサート地。

 今回の座席は一列目だけど端から2番目、それはいいけど前にスピーカーがどーんと置いてあって、すでにステージが切れている。こらー!こんなとこに客席つくんなー!!
 とはいえ、コンサートが始まってみると、ブリュノが見えなかったのはブリュノが思いっきり左へ行った1回くらいで、あとはちゃんと見えました。というより、角度的には今まで見たうちで(この後2回のコンサートも含め)、一番好きなアングルだったのが自分でも意外。ブリュノの体のそらせ具合、かっこいー!スピーカーの音もほどよく体に響き、うるさいとは全然思わず。

 さて、テルボンからモンマニーまで5日、間が空いたのと、ショーを見るのが2回目(前年のパリを入れると4回目)であるということで、モンマニーでは相当リラックスしてました。今まではかなりハイテンションで見てたのに比べると、冷静にショーを「観察」する余裕が出てきてたのです。
 普段私はお芝居や映画を見る時、時々「作る側の視点」で見ています。どうやって観客を楽しませているか、どういう流れに持っていってるか、etc。もちろん私はプロではないしたいしたことがわかっているとは思わないけれど、単に観客として与えられたものをそのまま受け取っているのとは違ったことが、私なりに見えることがあります。
 モンマニーではそういう、私にとってはいつもの味わい方がやっとできるようになりました。曲の構成とか演出とか、今まで知ってたことでも別の視点で見えてきました。なるほど、ああうまい持っていき方だなあ・・・。そしてあらためて「よくできたショー」ということを実感、スタッフの力にも感嘆。いいスタッフに恵まれて幸せだねぇ、ブリュノ。



■ コンサートで踊る

 冷静ではあっても、ブリュノのアップテンポな曲を聞けば体が動き出す。ところが、パリでもテルボンでもロック調の曲ではみんな立ってたのに、モンマニーでは(それ以降の2つのコンサートでも)誰も立たない・・・!!!え〜〜どうして〜〜踊ろうようぅ〜〜〜・・・とはいえ、一人で立つ勇気はなく、体がうずうず。
 私は別に踊りが好きっていうわけではないし(ディスコ体験わずか1回)、家でブリュノの曲を聞いて踊ってるわけでもありません。そう、コンサートの時だけ。だって、ブリュノもミュージシャンも体でリズムを刻んでるじゃないか〜。しかし、周りがあまりに大人しく座っているのを見て少々不安になりました。ブリュノにとってはどうなんだろうか、「コンサートは踊るところじゃない」と思ってるだろうか。

 ブリュノは私がこんなにうずうずしてるなんて思ってないんだろうな、私がこうやってコンサートで踊るっていうことも知らないんだろうなあ・・・と思った瞬間、ふとパリでブリュノが歌いながら私に笑いかけてくれた時のことが鮮明に蘇りました。
 そうだ、私はあの時立って踊ってた・・・!
 ・・・そうか、あの時ブリュノが少し驚いたような顔をしてそして嬉しそうに笑ったのは、私が踊ってるのを見て、それが意外だったからなんだ・・・!
 あくまで想像だけれど、ブリュノにとって私は「大人しい日本人」というイメージが強かったんじゃないだろうか(いえ、大人しいんですよ、私)。ブリュノは驚いて、でもそれを喜んでくれた、そういうことだったんだ・・・!
 ブリュノは最前列のお客さんによく笑いかけます。知ってる顔であっても知らない顔であっても、たまにウィンクしてもらってるラッキーな方までいます。でもパリでのあの時、私に「笑いかける」というよりは「その感情を思わず見せた」という理由が、一年たって、やっとわかった・・・!

 しかし、気づくのが1年後って・・・とろい、とろすぎる。
 まあでも、私が踊っているのを見て喜んでくれたのであるならば、観客が踊って嫌ということでもあるまい、よし、安心して踊ろう。
 でも椅子に座って。これがまた座りごごちをよくするため椅子が後ろに傾斜。体がき、きつい・・・(でも踊る)。

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「彼方へ」 3

Bruno Pelletier Japan