[1] 始まりは12月 

このレポート中、他の方々の話した言葉が出てきます。
が、私の理解力不足もしくは記憶力不足で間違ってる部分があるかもしれません。
また、各ページの写真は文章と時間のあっていないものもあります。ご了承ください。



■ モントリオールで

 2002年12月、モントリオールの有名な大聖堂ノートルダム・バジリカでオーケストラと一緒に行われたブリュノのノエル・コンサートに行った時のこと。
 その時点ですでに、年明けから始まるブリュノのコンサートツアーは発表されていて、4月にパリというのはわかっていました。でも、12月にケベックに行って、舌の乾かないうちの4月にまた海外・・・というのはちょっと無理。単発的なノエル・コンサートもそれはそれは素敵だったけど、ブリュノ本来のツアー・コンサートを味わってみたい・・・と思いつつ、ほとんどあきらめておりました。

 ところが、そのモントリオールでブリュノに会う機会があった時、ヨーロッパツアーの公演場所の話になり、ブリュノ本人の口から「リヨン」の地名が!!リヨンといえば、私の愛するスケーター、マリーナ・グエンのホームタウン、私の愛する街。まるでブリュノが「リヨンに一緒に行こう」と誘ってくれているみたいだわ〜〜〜と一人で勝手に盛り上がる私。そう、この瞬間に私のフランス行きが決まったといっても過言ではございません。

ノートルダム大聖堂の対岸にあるカフェ。パリの桜は今年もきれいでした(寒かったけどっ)。
 もともと、フィギュアスケートのフランスツアーは4月ごろから始まるというのは毎年のことなので予想していました。2・3月には日本でショーに参加していたマリーナ・グエンがこのツアーにも参加する可能性も、ある程度予想していました。
 そして、ブリュノのコンサート日程の発表。何気なしにスケートのツアーとその日程を見比べてみると・・・なんと、リヨンではコンサートとフィギュアの日程が並んでいる!私にとって二大双璧のブリュノ+マリーナ・グエン。これを行かなかったら一生後悔する、こんなチャンスは二度とない・・・!!

 これがグエンたちのショーのみ、あるいはブリュノのコンサートのみ、だったら踏ん切りはついてなかったでしょう。「ダブル」だったからこそ実現したこの旅行・・・。後日、ブリュノのリヨンコンサートの予定はなくなりましたが、このスケジュールに感謝。
 




■ いきなり

 さて、パリに到着、いよいよブリュノのコンサート!!
 ケベックではブリュノのツアーは全部指定席なのに、なぜかパリでは2日間とも自由席。よい席をゲットするためには当然早くから並ばねばなりません。その分パリでの自由時間が減ってしまうわけですが、私がパリ行きを決めた時にはとうの昔にチケットは発売されていたので、もしこれが指定席だったらロクな席が残ってなかったのは確か。文句は言えないわ〜〜〜がんばるわ〜〜〜〜!

 その日は友達と2時くらいにレピュブリック広場近くのコンサート会場バタクランへ(コンサート開始は8時・・・)。前を歩いていた友達が会場の入り口の中へ入っていったので、そのまま私も中へ。
 すると・・・そこには、リハーサルにやってきたところのブリュノ・ペルティエ本人がっっ!!ひえ〜〜〜〜ブリュノ〜〜〜〜〜いきなりはやめて〜〜〜〜〜〜

 初めてブリュノに会った時も扉を開けるといきなりブリュノの姿が目に入って固まってしまったけど、今回も固まってしまった・・(条件反射だろうか)。でも、さすがに2回目の慣れ、周りの友達たちがしゃべっているので、かなり余裕をもってブリュノを眺める。

 他の人としばし話をした後、ブリュノが私のほうに向かって、「やあ、Mew!」と言ってくれました。おおお!名前を覚えてくれている!!嬉しい!!
 70歳の友達(でも無茶カワイイ)とツーショを撮る時に、一緒に並びながら、ブリュノは「結婚してるみたい?」などと冗談を言っていました。ぷぷぷ。

 そしてブリュノはその辺にいたファンに手を振って、そのままリハーサルへ。もともと友達から、ブリュノは気さくでファンに優しくて、他の有名人と違ってちっともおごったところがなくて・・・と聞いていたけど、今回あらためて、ほんとうにそうだな〜と認識しました。


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パリで一緒に 1

Bruno Pelletier Japan